(唄:繁千代姐さん、三味線:小照姐さん)
1、梅の鉢の木 折り焚く柴にヨ
代へてもてなす 心のあつさ
昔語りを 其のままに
佐野はよいとこ 情の町よ
ヤーレサノサノ ヨイトサッサ
2、何の願いか 天神様へヨ
梅の花かげ 戻ってくれば
袖のうつり香 すぐ知れる
佐野はよいとこ おもいの町よ
ヤーレサノサノ ヨイトサッサ
3、サアサアお出でよ おいでよ佐野へヨ
うたう小唄の 調子も軽く
赤い灯かげに 待つ笑顔
佐野はよいとこ 恋しい町よ
ヤーレサノサノ ヨイトサッサ
(『栃木縣史 第14 文化編』より抜粋)
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